2016年12月4日日曜日

マネージャーって不思議

「マネージャーって不思議」
 3年 高槻朱香

はじめまして。3年マネージャーの高槻朱香です!せっかくのこの機会に、「マネージャー」という集団について書かせていただきたいと思います。

明治大学サッカー部では、マネージャーが良い意味で独立しています。監督やコーチからこの仕事をやるように言われたりすることも特にありません。つまり、私たちは必要だと思えば仕事を増やすことも、いらないと思えば仕事を削ることもできるのです。仕事の枠が決まっていないため、チームから信頼してもらえれば、より多くのことを任せてもらえるようになります。
実際に、私が1年生の時に比べて、今は仕事が多様化しています。集中応援の企画に関わらせてもらったり、部員の体重などのデータ管理も任せてもらえるようになりました。これは、先輩マネージャー達が努力し、少しづつ信頼を得てきた結果だと思っています。


ここで、高校までの私について少しだけお話しします。
朝がとんでもなく苦手で毎日母に起こしてもらい、周りに気を使うということも特に意識せず、家事も積極的に手伝うことはない。ひどい生活ですね。
そのおかげで、大学入学当初はかなり苦労しました。起きるには爆音の目覚まし2つにスマホのアラームを5分おきに1時間セット、洗濯機は引越しの日に母に使い方を教えてもらい、カレーを作ろうとしたら鍋から50cmくらい火柱があがった、という感じです。部員のお世話なんかできていなかったと思います。
そんなダメダメな私でしたが、先輩たちからたくさんのことを学び、同期の大橋の優しさに助けられながら、なんとかここまで来ることができました。


なんだか偉そうに書いてきてしまったような気もしますが、私自身まだまだ立派なマネージャーとは言えません。いまだに失敗もするし、先輩や同期から指摘されることもあります。でも、見違えるほど立派になったね、と言われるくらいに成長したいです。
マネージャーって不思議です。決められた仕事はないし、いなくてもサッカーはできます。しかも、いたからといって試合の勝敗に直結することもありません。でも、だからこそ、「マネージャーの力があったから勝てたよ」と心から思ってもらえるような存在にならなければと思っています。

今年もインカレを残すのみとなりました。私たちの仕事は、優勝に相応しい努力をしてきた選手たちの背中を、最後の最後まで押し続けることです。少しでも長く、大好きなみんなの必死に戦う姿を見たい、見られると信じています!!

会場で、応援してくださる沢山の方にお会いできることを楽しみにしております。
最後までご拝読いただき、ありがとうございました!

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