「初心勿忘(初心忘る勿れ)」
4年和田勇樹
4年の和田勇樹です。
もう12月に入り、今季も残された時間はごく僅かになりました。
4年生の僕にとって今季の終了は明治大学体育会サッカー部の引退をも意味します。
僕は明治大学の付属高校である明治大学付属明治高校出身で、一般生として入部をさせて頂きました。
同期の中でも最後の入部で4ヶ月の練習生の期間を経て、6月4日に入部しました。
6月4日ともなればリーグ戦も始まってかなり経っていましたし、練習生の仲間が続々と首を切られ、巽と野田を含めもともと12名いた練習生も自分が最後のひとりとなっていました。
練習中には当時の神川監督に「練習生なんて練習の質下げるだけだから辞めろ」「一般生なんて要らない」と毎日罵られ、いつ首を切られるのか不安になりながら過ごした記憶しかありません。
僕は実家から通っていることもあり、毎日どんな天候の中でも16㎞の道のりをバイクや車で早くて30分、時には60分ほどかけて通い、そのため朝も1年生の頃は3:50に起きていましたし、今でも4:20には起きています。
こんなに様々な障害があったのにも関わらず、明治大学体育会サッカー部に入部してサッカーをしたいと思える環境や選手がここにはいましたし、今もそれは変わっていません。
6月4日に入部を許可されたときは手が震えるほど嬉しかったし、当時の神川監督の握手は今でも鮮明に記憶に残っています。
そのサッカーを純粋にしたいと思った気持ちを忘れていた時期も正直ありました。
タイトルに格好つけて『初心勿忘』と書きましたが、簡単に言えば初心を忘れてはならないという意味です。
僕で言えば、色々な苦労や犠牲を払ってでもこの明治大学体育会サッカー部でサッカーをしたいと思いましたし、その中で全国優勝をしたいと思って今までやってきました。
それはきっとどんな選手でも同じで、サッカーを始めたときや入部したときに思っていた目標や感情があったと思います。
あと今季も3週間を切りました。
残された時間で自分自身が何をできるのか。
もちろん自分自身に対しても、チームに対しても、後輩たちに対してもできることはあると思います。
各々がもう一度今季が終わった際に後悔が残らないように残りわずかな期間をしっかりやりきる。
ただこれに尽きると思います。
今季も残りインカレのみです。
このメンバーではMAXでもう4試合しかできません。
みんなで1戦1戦勝ちを積み上げ、4試合を戦い、3冠を達成しよう!!
追伸:拙い文章で読みづらい部分も多々あったと思いますが、何卒御容赦下さい。
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