2016年7月9日土曜日

総理大臣杯

「総理大臣杯」

3年 木戸皓貴

 


僕は去年の夏の総理大臣杯でサッカー人生初の大怪我をした。
今までに疲労骨折などは経験した事はあったが、膝の怪我、そして半年以上の離脱をしたのは初めてだった。

 

最初の2、3ヶ月は正直リハビリに集中できず、ただサッカーがしたくてたまらなかった。
リハビリの途中で外の空気を吸いに行ったり、トレルーの窓から練習を見たりという日々が続いた。
4、5ヶ月で少しずつ動けるようにはなったものの逆に少し動けるようになったからボールを触ってみたいとかボールを蹴りたいという気持ちが出てきてとてもメンタルコントロールが難しかった。

ジョギング許可が出て初めて走った時は何か不思議で自分の体じゃないみたいで先が見えなかった。
そして、リーグ戦開幕!チームの雰囲気は良くてチームも好調。
正直自分が入って活躍できるのか不安になる時もあったが、今出来る事をやろうと思い、まず練習や試合を見てイメージトレーニングをした。
守備の確認であったり、シュートのイメージも動画を見たりして取り組んだが、見れば見るほどサッカーがしたいという気持ちが大きくなりとてももどかしい日々が続いた。
練習も部分合流をし始めた時は自分のイメージは良いが体がついてこない、集中力が維持できないという課題が出てきた。
 
まだまだ自分ではない気がして素直に受け入れられない時もあったが、同じポジションである拓也くん、詩温くんがチームのために身を削って走っている姿を見て、自分のやりたいプレーではなく、チームの為にプレーするという思考に強く変わった。
そういう2人の背中を見てこの数ヶ月で成長できたんじゃないかなと思う。


 
この10ヶ月本当に苦しい日々だったが自分の体を知れて、向き合うという時間がとても多くて貴重な期間だった。そして、色んな人に支えられ怪我という大きな壁を乗り越えられたと思う。だから次は、自分がチームの為に結果を残して恩を返したい。


 

そして、去年の総理大臣杯は個人としても、チームとしても苦い思い出がある。
その屈辱は、総理大臣杯でしか晴らせない。だから大阪の地で暴れたい。


そして、このチームで日本一になる。


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