1年 岸本海輝
普段の生活で唐突に問われたら皆さんはすぐ答えることが出来ますか?お金とか洋服とかでなく本当に欲しい物って、なかなか思い付かないですよね。
僕は出来ず、考え込んでしまいます。かなりな優柔不断なんで、答えが出せないかもしれません。皆さんの中でも、答える事が出来る人は少ないのではないでしょうか。
しかし、誰しもが即答出来る時があります。それは、挫折した時です。その時は、壁に当たりそれを乗り越えるため、答えを探し、もがき苦しんでいる時です。そんな挫折について話そうと思います。
挫折は苦しいです。当たり前です。なぜなら今挫折しているのは今まで挫折してこなかったツケが回って来てるのだから。今の僕はこんな状況です。
初めてのブログなので少し自分の話をさせて下さい。
僕は明大中野八王子高校(以下「明八」)サッカー部を経て明大サッカー部に入部しました。明八は決して強豪ではなく、知らない人がほとんどだと思います。全国大会なんて遠い話で東京のベスト16までしか進めませんでした。
しかしそこでキャプテンをやらせてもらった僕は多くを学び、そこで過ごした3年間は、大きく僕を成長させてくれて、僕の根幹となっています。本当に良い高校時代でした。楽しかったです。
ただ、足りなかった物があります。それが挫折です。
ここで本題に戻ります。
僕は高校時代挫折する事が出来ませんでした。なぜなら上の世界を知る術が無かったからです。僕らのようなチームは、全国トップクラスのチームと試合をする機会がなく、彼らをテレビやスタンドから見る事しか出来ませんでした。大学に行き、その彼らを前にして、初めてその世界を感じました。この時が僕のサッカー人生の中で最大の驚きで挫折でした。ほんとびっくりでした。もっと早くからこの世界を知っていたら今の自分は違ったんじゃないかと思います。しかし、今僕は今を生きています。
長い人生の中で僕はまだ18歳。この段階で大きな壁に当たれた事はとても幸せな事。普通の部活生が日本一のチームに。こんな経験を今年出来たのは僕ら明大サッカー部一般生4人だけ。これほど最高の苦境はどこにもありません。僕はこの状況を楽しまないといけません。
頭では分かっているのですが、やっぱりもがく事は苦しいんですよね。中々そのメンタルに辿り着きません。ただ、必死にしがみつきここで4年間を終えるという決意は出来ています。この環境で得る物は必ず人生の大きな財産になります。入部してまだ8カ月ですがこれは確実な事です。
ちょっと暗い内容になってしまいましたがサッカー部で過ごす日々は刺激的でめちゃくちゃ楽しいです。先輩も同期も良い人ばかりでこんな風に毎日悩んでるわけではないですよ。
長くなりましたが僕の言いたい事は、挫折はするべきものだという事です。早いに越したことはありません。どんどん挑戦して何回も挫折してその度自分の欲しい物を見つける事が成功に繋がるはずです。
拙い文章でしたが読んでいただきありがとうございました!
これは自分が感じた事であり、後輩に伝えたい事でもあります。僕のこの経験が少しでも伝わればいいなと思ってます。
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