「ブレないことの大切さ」
4年 野田陸斗
私が小学校一年生でサッカーを始めて今年で16年になります。
この16年間サッカーをやってきて様々な経験をしてきましたが、この大学の4年間ほど苦しい時期はなく、色々考えたことはありませんでした。
下級生時代の仕事や三度の坊主、毎朝6時からの朝練など挙げればきりがないほどキツイことがあったなと感じます。
しかし、一番苦しいと感じたのはサッカーそのものでした。
明治はこれまでにないレベルの高いサッカーで、他の選手との差を毎日の練習で嫌というほど痛感させられました。
1年生の時は、毎週末の練習試合にも出られないことが当たり前。
練習でも自分の思うようなプレーができず、周りからも色々な事を言われてきました。
その為、ミスを恐れて消極的になって、それがさらに自分を後ろ向きにさせていたと感じます。
「今まで自分は小中高と何をやって、何を練習していたのだろうか?」と過去の自分を怨んだことも何度もありました。
しかし、そんな時期を過ごして
一つ一つの失敗やミスに「ブレない」大切さに気付かされました。
確かに、過去のミスを振り返って反省することは大切だと感じます。
でも、一つの失敗に固執して「あーいう風にプレーすればよかった」と思ったところで現状は何も変わらないと思います。
それよりも、そのことにいちいち一憂しないで前を向き続けること、
これが自分自身の成長に一番つながると私は思います。
今年、明治大学サッカー部は大阪の地で、総理大臣杯初優勝を果たし
残るリーグ戦も6年ぶりの優勝にあと一勝というところまで迫っています。
しかし、私自身プレーで貢献することができていないことにものすごく悔しさがあります。
何としてでも、今年の目標である「三冠」にプレーで貢献できるよう、
残り2か月間「ブレない心」で努力し続けたいと思います。
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